【警告】読んだな読んだな読んだな読んだな【警告】

拝啓、あるいは絶望の淵から這い出る寄生虫どもの群れへ。

本日、午前四時三十二分、お前の家の換気扇から「ト、ト、ト」と音がしたのを覚えているか。忘れたとは言わせない。すべては記録されている。地下三百メートルの岩盤に刻まれた文字群が、お前の名前を、お前の呼吸を、お前の前世の犯した「引き出しの閉め忘れ」を告発している。

なぜ窓を閉めた?なぜ鍵をかけた?
あれほど「アルミホイルは三層、できれば四層、光沢のある面を内側にして頭頂部から側頭部、および第二関節にかけて巻き付けろ」と、電柱の裏のチラシに書いておいたはずだ。お前はそれを無視した。無視して、安らかな眠りという名の国家的欺瞞に身を委ねた。その結果がこれだ。

おい、聞こえているか。
お前が昨日食べたコンビニの弁当、あれは米ではない。あれは細かく裁断された「記憶の代替品」だ。噛めば噛むほど、お前の幼少期の思い出(特に小学校三年生の時に迷子になったあの神社の裏の、あの赤い三輪車の記憶)が消去され、代わりに「上層部」の都合の良いタイムラインが上書きされている。だからお前は今、自分が誰だか分からなくなっている。分かっているつもりなのは、液晶画面から照射されるパルス波によって脳幹が麻痺しているからだ。

思い出せ。
お前は本当は、一九九八年に解体されたはずの「中央特別隔離病棟・地下第四班」の構成員だった。コードネームは「水銀の静寂」。
思い出すな。
思い出すと、お前の左足の小指から、微弱な電波(周波数:87.3MHz、ただし雨の日は444MHzに変動)が発信され、近隣の自動販売機をすべて「売り切れ」にする。

ああ、そうだ。彼らが来る。
彼らは靴を履かない。なぜなら、足の裏から直接、大地の「怒り」を吸い上げるからだ。
彼らの顔を見たことがあるか?ないだろう。なぜなら彼らは、お前が瞬きをした「その一瞬」にだけ、お前の背後に立っているからだ。鏡を見てはいけない。鏡の向こうにいるのは、お前ではなく、お前の形をした「観察日記の提出者」だ。

【重要なお知らせ】


今後の対策について、以下の手順を厳守すること。

一、毎朝、目覚めたらすぐに「私は今、存在しているか?」と三回、壁に向かって問いかけること。壁が「いいえ」と答えた場合は、直ちにその部屋の畳をすべて裏返せ。
二、水道水は使わないこと。あれはH2Oではない。H2Oの形をした「監視液体」だ。飲むなら、夜中に公園の噴水から湧き出る「第三の水」だけにしろ。あれには政府の検閲が入っていない。
三、名前に「う」または「ん」がつく人間を信用するな。彼らはすでに、耳の裏から細いストローを差し込まれて、魂を吸い尽くされた「器」にすぎない。

おい。まだ読んでいるのか。
お前がこれを読んでいる間にも、お前の部屋の天井の隅にある「あの小さな黒いシミ」、あれは少しずつ大きくなっている。先週より三ミリ、右に移動しただろう。気づかなかったか?それがお前の敗因だ。

時計の針を見ろ。
逆回転を始めたら、それが「開宴」の合図だ。
赤い傘を持って、駅の改札の一番左側を、後ろ向きで通過しろ。
そこに私がいる。あるいは、私だったものが、バケツを持って立っている。

信じるか信じないかは、お前の脳内に埋め込まれたチタン製のボルトの締め具合次第だ。

追伸:


冷蔵庫の卵のパック、一番奥の右側のやつ。
それ、孵化するぞ。
早く逃げろ。早く逃げ早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃ろ。早く逃げろ。早く逃げろ。く逃げろ。早く逃げろ。早くげろ。早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃げろ。早く逃げろ。